多くのワンちゃんがトレーニング前の段階で、多かれ少なかれ飼い主さんを困らせてしまう噛み癖も、今回のケースのように、他人に怪我を負わせてしまうくらい程度のヒドイものになると非常に深刻な問題です。
@甘やかせすぎていませんか?
カワイイからと何でもワンちゃんの欲求を受け入れてしまうと、ワンちゃんと飼い主さんとの主従関係が不明確になり、『自分の思い通りになるぞ!』と誤解する原因を作ることになります。この結果、飼い主さんが『ダメ!』と叱った時に反抗的な態度を取ることがあります。ワンちゃんの欲求に応じるのではなく、あくまでも飼い主主導の立場を崩さずに、可愛くても無視する時はしっかりと無視するように心がけましょう。
A‘褒め方’‘叱り方’はどのようにしていますか?
基本的には、良いことをした時は、叱る時以上に褒めてあげることです。ワンちゃんは褒められることが大好きなので、『(褒めてもらうために)また良い事をしよう』と学習していきます。逆に、噛むetc・・・悪い事やイタズラをした時は、叱られるということを理解させるために、『ダメ!』と強い口調で叱ること。それでもダメな時は、握りこぶしを口に突っ込んで、キャインと言わせる荒治療も1つの手段です。ワンちゃんには言葉が通じない分、口調で認識させたり、若干の痛みを分からせるのです。
B甘く見られていませんか?
『おすわり・お手・おかわり・フセ』といった基本的なしつけを実行する時、食べ物でつっている時だけしか服従しないケースは、飼い主さんに対しての服従ではなく、食べ物に対しての服従を意味します。
どういう形でトレーニングをさせているのか分からないので、いくつか列挙してみましたが、共通して言えることはメリハリをつけてトレーニングすることで、ワンちゃんは『飼い主に従わなければダメなんだ』と認識していきます。これには即効性はありませんが、ワンちゃんと飼い主さんとの主従関係がしっかりとできていて、飼い主さんがワンちゃんをコントロールする自信がないと、訓練施設に出しても全く意味がありません。中には飼い主参加型の施設もありますので、それに参加してみるのもいいと思います。トレーナーさんと良く相談して、対処されるのが望ましいかと思います。